山岳保険編

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山で遭難した場合、山岳警備隊などに救助要請をする必要に迫られることが多々あります。この場合に入っておくと役に立つのが「山岳保険」です。ちょっとした負傷から、救助要請にかかった費用まで、ある程度の割合で補償してくれます。

夏山の北アルプスにおいては、掛け金1000円を支払えば6泊7日までの登山に有効となる上高地山岳保険というものがあります。これは松本電鉄グループ「アルピコ」(長野県松本市)の子会社である「アルピコ保険リース」という会社が主宰するもので、上高地バスターミナルの切符売り場で気軽に加入できる保険です。「夏山で夏道を通る場合のみ」が保証の対象となります。

標準的なものとしては、一度の掛け金で1年間有効の保険があります。

これらの山岳保険の多くは「三井海上火災保険」が扱っています。ただし、夏山縦走など、ある程度レヴェルより上の登山事故が保証の対象となります。(※データは1999年のもの)

冬場のみの保険(12月1日〜4月1日)は「三井ビューロー」が扱う「短期山岳保険」があり、掛け金は2800円〜5300円、補償金額は2000円(1日、入院)〜1000万円(賠償責任)までです。

  • 主な通年の山岳保険

    1. 「セブンエー」の遭難捜索費補償の「山岳捜索費用タイプ」
      掛け金:6500円〜13500円
      補償額:100万円(死亡、後遺症)〜1億円(賠償責任))と、「山岳遭難、入通タイプ」(掛け金:10000円〜24000円、補償額:1000円(1日、通院)〜1億円(賠償責任))

    2. 木村総合保険事務所」の「山岳登攀専用遭難捜索費用保険」、「オールラウンド遭難捜索費用保険」
      掛け金:7000円〜15100円
      補償額:100万円(遭難捜索)〜1億円(賠償責任))
      「木村総合保険事務所」は入通院の補償がありませんが、「山岳登攀」に分類されない夏山のハイキングも補償されます。

目安としては、捜索に使用するヘリコプターの出動費用は30分につき40〜50万円、他に出動員の人件費(一人一日につき夏3万、冬10万)、落石や雪崩などによる二次災害の補償で4000万円を超えたという例もあります。
長期縦走や危険の伴う登山では
山岳保険に必ず加入しましょう

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